みなさん、こんにちは。ただのポケモンオタクと申します。
今回は、ポケモンにおける実数値の求め方について新たな算出方法を発見したので、皆さんに共有したいと思います。
個体値や努力値の振り方によって勝敗が決まる試合は多く、特に「すばやさ」における最速・準速・無振りの数値は暗記している人が多いのではないでしょうか?上記3つの数値においては楽な計算方法が既に確立されています。しかし、筆者が個人的に気になったのが最遅の計算方法であり、計算が面倒な所に頭を悩ませていました。
そこで、もう少し簡単に計算できない方法が無いか模索した所、少し計算を簡略化できる別解が作れたので、皆さんに共有したいと思います。
皆さんの参考になると幸いです。
「それやって意味あるの?」とか「ポケ徹見れば良くない?」と言うのは無しでお願いします…。
3値とは?(既に理解している方は飛ばしてください。)
この記事を読んでいる方の中には、
「そもそも、3値って何?」
という方もいるかと思います。そこで、3値についてザックリと説明したいと思います。
ずばり3値とは、種族値、個体値、努力値の3つのデータの事を指します。説明すると長くなるので例を挙げると、
人とそれ以外の動物(ライオンやゾウなど)はそもそもの体のつくりや能力が異なる=生物として根本的に異なる要素→種族値
同じ人であっても背が高い者やそうでない者がいる=自分の力で変えられない、遺伝的な要素→個体値
同じ人であっても体を鍛えた者とそうでない者がいる=自分の力で変えられる要素→努力値
という風に考えてもらえると分かりやすいかと思います。
対戦ではこの3値が重要なカギであり、上手く調整する事で試合をより有利に進める事ができます。流石に種族値はどうしようもない要素であるので、個体値と努力値を工夫して試合に臨みましょう。とはいえ、今の環境では一部のポケモンがあまりにも強すぎるので、大半のポケモンはかなり厳しい状況にあります…。
特にウーラオスやサーフゴーの存在がほとんどのポケモンを足切りしていますので、個人的にはあまり好きじゃない環境です。
これまで確立されている計算方法
(他に方法があればコメントお願いします。)
まず、これまでにネット上で確立されている計算方法についてみていきましょう。
HP V無振り=H種族値+75
HP V252振り=H種族値+107
H以外の無補正V無振り=種族値+20
H以外の無補正V252振り(S=準速)=種族値+52
H以外の補正込みV252振り(最高または最速)=(種族値+52)×1.1
H無補正V4振り=種族値+76
無補正V4振り=種族値+21
無補正0V無振り=種族値+5
最遅(逆補正込み0V無振り)=(種族値+5)×0.9
当記事で紹介する計算方法
それでは、ステータスにおける最低実数値(0Vかつ下降補正だった場合の数値)を求めていきたいと思います。
計算方法としては種族値をⅹとして、
Hの最低実数値=ⅹ+60
H以外の最低実数値=ⅹーy
ⅹ=36~45の時 y=±0
※ⅹの10の位が1増える度にyも1増える。つまり種族値の10の位に合わせれば、それだけで最低実数値が求められる。
具体例を挙げていきますが、特に下部分の法則は非常に大事なので覚えてください。
【具体例】
〇A0サーフゴー
サーフゴーの種族値=60なのでH以外の最低実数値の法則から
ⅹ=56~65の時 y=2となる
よって、60ー2=58となり、A0サーフゴーのこうげき実数値は58
〇S0ミミッキュ
ⅹ=96~105の時 y=6となる
よって、96ー6=90となり、S0ミミッキュのすばやさ実数値は90
〇S0ブリムオン
ブリムオンの種族値=29なのでH以外の最低実数値の法則から
ⅹ=26~35の時 y=ー1となる
よって、29ー(ー1)=29+1=30となり、S0ブリムオンのすばやさ実数値は30
文章にしてみるとすこし長いように見えますが、実際は種族値さえ覚えていれば10秒もかからずに終わります。おそらくこちらの方法が比較的簡単に早く正確に求められると思います。需要が無いと言われるとそこまでではありますが…。
長々と書きましたが、少しでも参考になってくれると嬉しいです。
編集者
ただのポケモンオタク