ポケモンについてだらだら話すだけの部屋

ポケモン歴16年のしがない人間がだらだら話すだけのブログです。投稿頻度は不定期です。ムサビポケモン部に所属し、スカーレット専。最推しポケはメガヤンマです。

【ポケモンSV】★5・6グライオンレイド用ポケモンの考察【机上論】

この記事で紹介する型はあくまでも机上論に過ぎず、筆者も試運転できていない部分があります。その為、無知を晒している部分もありますがご了承ください。

【2023/12/05時点】ピクシーの立ち回りを修正。特定の条件下だが、一部のタイプを除いて安定して突破確認済み。

【2024/03/26時点】赫月ガチグマの立ち回りを修正。一部のタイプを除いて安定して突破確認済み。

 

 

 

みなさん、こんにちは。ただのポケモンオタクと申します。

今回は、グライオンレイド用のポケモンを考察したいと思います。

グライオンと言えば、ポイズンヒール」を利用した害悪型が非常に有名であり、第五世代環境(ブラック・ホワイト)から猛威を振るってきました。現在では「ハサミギロチン」「はねやすめ」を没収された事でかなり弱体化されましたが、厄介な存在である事には変わりありません。そんな彼ですが、テラレイドバトルでも手強い存在となっていました。その対策として、この記事を執筆させていただきます。

 

 

この記事を執筆するきっかけ

そもそも、この記事を書くきっかけとして、ネット上で調べても常駐レイドの対策記事があまりなかったという事があります。筆者はテラレイドバトルに関する多くの対策記事を調べ、参考にしてきましたが、その多くが

 

「相手が誰だろうがコノヨザルや

ハラバリーを投げとけば良い」

 

という内容でした...。事実には違いありませんが、筆者にとっては「それは極論すぎるのでは?」と感じています。

ちなみに、今回のグライオンレイドでは上記の2体はおそらく応援バグを使わないと、まず負ける可能性が高いです。

ともかく、このサイトでレイド対策用の型を紹介し、すこしでも参考にしてくれる人を増やしたく、執筆に至りました。

ちなみになぜグライオンなのかと言うと、筆者の推しポケの一体だからです。

特に深い意味はありません。

 

グライオンレイドの構成

さて、レイドにおけるグライオンの構成を見てみましょう。情報はhyperWiki様のサイトを参照させていただきました。

※要注意技や特性は赤文字で記載しています。

hyperwiki.jp

 

★5グライオン

H:3940 - A:147 - B:192 - C:72 - D:117 - S:147(無補正)

体力が55%を切るとシールドを展開、耐久値は30%

技構成…どくづき、じしん、アクロバット、シザークロス

特性…かいりきバサミ、すながくれ、ポイズンヒール(夢)

 

〇固定行動

開幕 and 時間が15%の時…すなあらし(いわ・じめん・はがねと特定の特性を持つポケモンを除いて毎ターン16分の1ダメージを与える)

体力が75%を切る…バフ解除(プレイヤーと味方の特性とステータス補正を解除)

体力が40%を切る…つるぎのまい(こうげきが2段階上昇)

 

 

★6グライオン

H:7275 - A:176 - B:258 - C:86 - D:168 - S:176(無補正)

体力が65%を切るとシールドを展開、耐久値は35%

技構成…アクロバット、はたきおとす、でんこうせっか、じしん

特性…ポイズンヒール(夢)(固定?)

 

〇固定行動

開幕 and 時間が15%の時…すなあらし(いわ・じめん・はがねと特定の特性を持つポケモンを除いて毎ターン16分の1ダメージを与える)

時間が5%を切る…じしん

体力が75%を切る…バフ解除(プレイヤーと味方の特性とステータス補正を解除)

体力が40%を切る…つるぎのまい(こうげきが2段階上昇)

 

以上となります。技構成や物理耐久の高さから、ソロレイドで槍玉に挙げられやすい

・コライドン

・ミライドン

・コノヨザル

・ハラバリー

・テツノカイナ

・グレンアルマ

・ソウブレイズ

ニンフィア

での突破が難しいことが予想されます。この中で強いて突破の可能性が高いのはニンフィアだと思われますが、後に紹介するポケモンの方が比較的楽だと思われます。

 

 

ダメージ計算(コノヨザルとハラバリーで検証)

先程、コノヨザルやハラバリーではグライオンレイドのソロは応援バグを使わないと厳しいと述べましたが、どれくらい厳しいのか分からない人もいると思うので、ダメージ計算で検証してみたいと思います。

ダメージ計算は「究マネ」様のアプリを参照しました。また、レイドでのダメージが筆者の技術不足で計算できなかった為、対戦形式での検証となります。

play.google.com

 

IOS版の方は「究マネ」を入れる事ができない為、こちらのアプリがお勧めです。

apps.apple.com

Lv90のグライオンが繰り出す「クロバット

B252、H4振りのコノヨザルに対して

無補正…乱数2発(44.4~55.2%)

A補正込み…確定2発(51.3~60.2%)

グライオンは物理耐久が非常に高いポケモンなので、急所に当たりやすくなる「きあいだめ」を入れたいところですが、ダメージ的に「きあいだめ」を打つ余裕があるか怪しいラインです。「ビルドアップ」はほぼ必須になりますが、バフ解除を持つ以上厳しい戦いになるのは明らかです。ワンパン狙いも厳しいか。

 

B252、H4振りのハラバリーには一番通る「じしん」で

無補正…確定3発(38.8~46.6%)

A補正込み…乱数2発(43.3~51.6%)です。

こちらも「アシッドボム」が打てるか怪しいです。そうなると「メトロノーム」込みの「パラボラチャージ」連打で倒す事になりますが、いかんせん「じしん」の火力が高く、単純なダメージレースで負ける可能性があります。

 

ちなみに「がっちりぼうぎょ」を入れると

・コノヨザル ← アクロバット

無補正…乱数3発(31.5~37.0%)

A補正込み…確定3発(34.8~41.4%)

 

・ハラバリー ← じしん

無補正…確定4発(26.7~31.7%)

A補正込み…乱数3発(28.9~35.0%)です。

これで「きあいだめ」や「アシッドボム」を入れる余裕ができましたが、そこまでして場を整えるよりも、応援バグを使ってさっさと攻撃した方が早いかも…。

 

 

一方でコノヨザルまたはハラバリー側の攻撃を見てみましょう。

・A補正かつ252振りの攻撃を1回喰らった「ふんどのこぶし」

ゴーストが弱点、無補正…乱数1発(6.2%)

ゴーストが弱点、B下降補正…乱数1発(68.7%)

 

・A補正かつ252振りの「ドレインパンチ

かくとうが弱点、無補正…確定2発(63.9~75.9%)

かくとうが弱点、B下降補正…確定2発(71.5~84.6%)

対戦形式の時点でこの結果なので、レイドでの「ドレインパンチ」や「かいがらのすず」による回復は期待しにくいと思われます。

 

・「でんきにかえる」込みC補正かつ252振りの「パラボラチャージ」

でんきが弱点、無補正…150.4~177.4%

でんきが弱点、D下降補正…168.0~198.1%です。

 

電気が弱点かつD下降補正のあるグライオンなら希望はあるか…?

 

という感じです。ただそうした理想的な個体は簡単には出てこないので、依然として負ける確率が比較的高いことには変わりありません。

 

対策ポケモン

※Lv.100かつ理想個体である事を前提として書いています。

ここからは、筆者が考える対グライオンのソロレイドお勧めポケモンを紹介していきます。参考になると嬉しいです。

 

・ピクシー(突破確認済み)

タイプ…フェアリー

テラスタイプ…フェアリー

特性…マジックガード、メロメロボディ、てんねん(夢)

※「てんねん」以外を推奨。

せいかく…ひかえめ

必須技…ドレインキッス、あまえる、うそなき

選択...ムーンフォース(ドレインキッスのPPが切れた時に。)、つきのひかり(すなあらしで回復量が4分の1なので、「いやしのエール」の方が良いかも?)

持ち物…おんみつマントorメトロノーム(★6はメトロノーム推奨。)

努力値…H:4、BC:252

対象…ほのお、いわ、どく、はがね以外のテラスタイプを持つグライオンレイド

 

〇立ち回り

★5グライオン…特性によって立ち回りが変わってきます。なるべく特性が「いかく」のポケモンが味方にいると判別しやすいです。

 

かいりきバサミ「あまえる」は効きません。その為、「うそなき」を3回打った後に「ドレインキッス」を連打。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。

それ以外…「あまえる」を2、3回打ち、次に「うそなき」を3回。その後に「ドレインキッス」を連打でほぼ勝てます。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。

【12/01時点】5戦行い、上記の流れで突破を確認しています。

 

★6グライオン…特性はおそらく「ポイズンヒール」で固定だと思われます。

味方に特性「いかく」のポケモンが1体以上は必須です。

「あまえる」→「うそなき」→「ドレインキッス」→「うそなき」→「ドレインキッス」連打でほぼ勝てます。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。負け筋は急所で即死する事ぐらい。

【2023/12/05時点】5戦行い、上記の流れで突破を確認しています。

 

 

 

・赫月ガチグマ(突破確認済み)

タイプ…じめん・ノーマル

テラスタイプ…じめん

特性…しんがん

せいかく…ひかえめ

必須技…だいちのちから、うそなき

選択...つきのひかり(すなあらしで回復量が4分の1なので、「いやしのエール」の方が良いかも?)

持ち物…かいがらのすず

努力値…H:4、BC:252

対象…ほのお、いわ、どく、はがねのテラスタイプを持つグライオンレイド

 

〇立ち回り

★5グライオン…特性によって立ち回りが変わってきます。なるべく特性が「いかく」のポケモンが味方にいると判別しやすいです。

 

かいりきバサミ「うそなき」を2、3回打った後に「だいちのちから」を連打。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。

それ以外…「うそなき」を2、3回。その後に「だいちのちから」を連打でほぼ勝てる。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。

 

★6グライオン…特性はおそらく「ポイズンヒール」で固定だと思われます。ただ、依然として火力は高いので、なるべく特性が「いかく」のポケモンが味方にいると嬉しいです。

「うそなき」を2、3回打った後に「だいちのちから」を連打でほぼ勝てる。テラスタルは使えるようになった時点で即使用。体力が減ったら、「つきのひかり」か「いやしのエール」で回復。

【2024/03/26時点】5戦行い、上記の流れで突破を確認しています。

 

 

 

まとめ

・対グライオンレイドには「ピクシー」「赫月ガチグマ」がオススメだと思われます。

自身のステータス下降補正を解除しない為、「いかく」「あまえる」「うそなき」等で機能停止に追い込みましょう。

・物理耐久が高いので、基本的には特殊技で攻めましょう。

 

です!長々と書きましたが、少しでも参考になってくれると嬉しいです。

 

 

 

編集者

ただのポケモンオタク